こんにちは!那須移住者のしゃちょーです
こんにちは!同じく那須移住者のすたっふぅです
今回の記事は那須を拠点とする活動”ナスコンバレー”の紹介です。
日本が抱える社会課題を官民が協力し合いながら進められている活動で、那須移住者の我々としても興味・期待を寄せているので紹介させていただきます♪
ナスコンバレーとは
ナスコンバレーとは、国内最大のリビングラボです。
リビングラボとは「生活空間(Living)」と「実験室(Lab)」を組み合わせた造語で、市民が生活する場で行うオープンイノベーションの活動拠点や、その活動のことを言います。
解決したい社会課題や実現したい未来を、官民が協力し合いながら実験・実証・共創していこうという活動です
日本では那須以外にも鎌倉や横浜、海外ではスペインやイギリスなどでも行われているそうです
那須は都心から新幹線で約1時間という距離でありながら、豊かな自然と農業・観光業などの産業に活気があるのが強み。
と同時に、少子高齢化・空き家問題など日本の地方が抱える一般的な課題は那須でも深刻化しています。
そのため、那須は国内最大規模のリビングラボとして注目を集めているんです。
ナスコンバレーは主に那須ハイランドの敷地が実証実験のフィールドとなっています。
なんと東京ドーム約170個分の広さ!
那須ハイの敷地は私有地だから、敷地内なら自動運転など公道では難しい実験も可能なんですって
ナスコンバレーの活動内容
ナスコンバレーは21世紀型社会に求められるエコシステム・サービス・製品の共創・実証実験・社会実装にむけて活動しています。
とは言われても、具体的にどんな活動をしてるのか気になりますよね。
一部の例を紹介します。
ドローン配送
那須ならではの別荘地やキャンプ地などの広大な私有地を活用して、ドローンによる商品の配達や災害時対応などの実験を行っています。
ドローンを飛ばすことは法的な規制が色々とあるから、広大な私有地でないと難しいそうなんです
社会実装されたら那須だけでなく日本中の地方住民が助かりますね
Well-Being Tech
ナスコンバレーでは幸福を科学的に分析することで、幸福度の高い地域社会やコミュニティづくりを目指しています。
心や体の健康、人とのつながりなどを数値化して分析できる仕組みをスマートフォンアプリで開発しているのだそう。
Well-beingとは「身体的・精神的・社会的に幸福な状態」を意味します
最近は「物質的な豊かさだけが幸福ではない」という価値観も広まってますし、注目の活動ですね
遠隔医療ヘルスケア
地方といえば「病院がない(遠い)」や「医師不足」が声高に叫ばれている問題ですよね。
ナスコンバレーではITを駆使して、離れた場所の患者に医療を提供する実証実験も進められています。
高齢化社会の日本にとっては重要な課題ですね
病院が遠いと移動自体も負担ですし、遠隔で医療が受けられるなら健康寿命も伸びそうですね!
その他多数
この他にも、
- 次世代ハウジング
- 次世代モビリティ
- 循環型・自立分散型ライフライン
など多数の活動を行っています。
ナスコンバレー参画企業
ナスコンバレーには多数の企業が参画しています。
たとえば発起人かつ代表理事である株式会社LIFULL、那須ハイランドを運営する日本駐車場開発株式会社など。
ライフルさんは言わずと知れた大手不動産関連企業ですね
日本駐車場開発さんは那須ハイの他にも多数の施設やサービスを運営している大手さんです
他にも
- 医療
- DX
- 人材
- 建築
- 教育
など多数の分野の企業が参画しています。
今後更なる企業誘致も増えそうな予感です!
参画企業が増えて社会実装まで至れば那須がより住みよい街になって、さらにここから日本中に新しい仕組みが広まっていってほしいですね!
コメント